2021年度「絵本を届ける運動」の報告書が完成しました。
こんにちは。絵本を届ける運動です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。シャンティの事務所がある東京は、今週末より気温が上がり暖かくなるようで、ようやく春の訪れを感じることができそうです。
さて、本日は2021年度「絵本を届ける運動」の報告書が完成致しましたのでご報告させていただきます。
皆様からのあたたかいご支援のもと、2021年度は合計で15,682冊の絵本が子どもたちのもとに届き、シャンティの教育文化支援活動に役立てられます。
【拠点ごとの冊数内訳】
・アフガニスタン(パシュトゥー語):500冊、(ダリ語):3冊
・カンボジア(クメール語):3,370冊
・ミャンマー(ビルマ語):4,835冊
・ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ(ビルマ語):2,102冊、(カレン語):2,247冊
・ラオス(ラオス語):2,625冊
【言語ごとのタイトル数内訳】
・アフガニスタン(パシュトゥー語):10タイトル、(ダリ語):3タイトル
・カンボジア(クメール語):35タイトル
・ミャンマー(ビルマ語):26タイトル
・ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ(ビルマ語):10タイトル、(カレン語)17タイトル
・ラオス(ラオス語):14タイトル
先日のブログ「2021年度の絵本旅立ち」でもご紹介させていただきましたが、これらの絵本は2/9(水)にシャンティの東京事務所を旅立ちました。当日はシャンティのスタッフ、曹洞宗総合研究センターの方々、企業の方々総勢32名にて運び出しの作業を行いました。
※運び出し当日の様子については「2021年度の絵本旅立ち」をご参照ください。
また、2021年度は18社の出版社様のご協力のもと、50タイトルもの絵本を起用させていただきました。日本での参加者数はのべ14,127人、417企業・団体にものぼります。
「絵本を届ける運動」を始めて23年、シャンティとしてこれまで362,717冊の絵本をこどもたちのもとに届けてきました。
その他にも報告書では、現地にて絵本を受取った子どもたちや、シャンティの現地職員、子どもたちに絵本の読み聞かせを行っている図書館員からの声も掲載しています。また、『なぜ絵本を届けるの?』や『どんな絵本を届けたの?』といった皆様からの素朴な疑問にもお答えしております。
ここでひとつ、シャンティのラオス事務所に勤務しているセンサワンさんより、絵本を受取った時の感想をご紹介させていただきます。
『絵本は子どもたちが文章や文字の勉強をする手助けとなり、子どもたちの読む力を育てると感じています。家族や友達との関係について、平和、スポーツに関する絵本がもっとあれば良いなと思います。』
※写真:センサワンさん(ラオス シャンティ職員)
また、報告書では、「絵本を届ける運動」に参加いただいた方々からの声や、絵本を選書する際に我々が注意していること等も紹介させていただいておりますので是非ご一読ください。楽しんで読んでいただけると大変嬉しく思います。
改めまして、運動にご参加いただきました皆様、本当にどうもありがとうございました。
2022年度の「絵本を届ける運動」はこちらよりお申込みいただけます。
今年もまだまだ皆様からのお申込みをお待ちしています!
絵本を届ける運動担当