2019.10.28
海外での活動
カンボジアのあいさつ
皆さま、チョムリアップ スオ(クメール語でこんにちは/こんばんは)。この度、東京事務所からカンボジア事務所にやってきました石塚です。
同僚や事務所の近くの食堂の店主、市場の野菜屋さんなど沢山の人に支えられ、どうにかバッタンバンでの新生活がスタートできました。
さて、早速私たちが活動しているバッタンバン州内の、ある幼稚園を訪問する機会がありました。
教室の中には、こどもたちが数字や文字などに親しみを持つような目的で、色々なポスターが掲示されていますが、こんなポスターを見つけました。
さて、一番右のポスターは、何についてのポスターかお分かりになるでしょうか?
そう、挨拶についてです。
カンボジアでの挨拶は、合掌をするのがマナーだそうです。また、合掌した手の位置は、相手によって異なるのだそうです。
相手の立場が高くなるほど、合掌の位置が高くなっていきます。最上級は仏様、順に僧侶や王族、先生や年上の家族、上司、そして気軽な間柄で合掌の位置が変わっています。
行く先々で出会う色々な物が勉強になっています。
カンボジアを訪れたのは10年ぶりですが、その間に順調な経済発展を遂げ、プノンペンの発展ぶりには非常に驚きを感じました。一方で、発展による都市と農村部の格差拡大など様々な課題を生んでいます。より良い未来のために私たちに出来ることをカンボジアの皆さんと一緒に考えながら、一歩ずつ進んでいきたいと思います。
また、シャンティの活動についてはもちろんのこと、カンボジアの文化や生活についてもブログを通じてお伝えしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
先日の雨上がりに、大きな虹が見えました。