2026.09.27
緊急人道支援

アフガニスタン帰還民の子どもたちに希望と夢を

アフガニスタン

アフガニスタン東部では、パキスタンなどの近隣諸国に逃れていた人びとが、国外退去措置の厳格化により帰還することを余儀なくされています。

生まれてすぐ近隣国に逃れ、またそこで生まれ、長く暮らしていた避難民にとって、言語も文化も生活習慣もすべてが異なる地へ帰還した人びとは、新たな土地での食料不足や極度の貧困により依然として厳しい生活を強いられています。

そんな厳しい日常で、本に触れることは子どもたちに希望と夢を与えます。

シャンティの活動

シャンティは食料支援などの緊急支援に加えて、帰還民の子どもたちを対象とした移動図書館活動を実施しました。(これまでの活動の様子はこちら:帰還民の子どもたちに希望を届ける移動図書館活動| 活動内容 | 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA))。

今回の移動図書館活動は計4回にわたり実施し、計1,692名の大人や子どもたちが参加しました。帰還民キャンプは砂漠地帯に位置していたことに加え、活動エリアが限られていたため、子どもたちにとって快適な学習環境を確保することが難しい状況でした。そんな中でも、日中の熱い時間の活動を避けるなど事業の改善や対策を継続的に行いながら、より多くの人びとが学びに触れる環境を整えながら実施することができました。

帰還民キャンプで絵本を受け取った子どもたち

事業では、大人や子どもたちに絵本の読み聞かせや自由読書、自習の機会を提供した他、文具の配布などを行いました。厳しい環境下でも、子どもたちは絵本を読み学ぶことに強い意欲と熱意を持ち、友達と交流しながら一生懸命読書をする様子が伺えました。

保護者や他の住民からは、移動図書館活動に対する感謝や、子どもたちの学習促進や識字能力の向上につながるとの期待の声が寄せられました。

読み聞かせに熱中していた子ども

 

本事業は、皆さまのお力添えにより実施することができました。また、ご寄付とともに、現地を思う温かいお言葉も多数お寄せいただきました。

改めまして、誠にありがとうございました。

 

シャンティ国際ボランティア会