2026.10.16
メッセージ

【追悼メッセージ】児童文学作家 神沢 利子さん

メッセージ

児童文学作家の神沢 利子(かんざわ・としこ)さんが2026年10月11日、102歳でご逝去されました。

シャンティは「絵本を届ける運動」を通じて、神沢さんの絵本をこれまでに2,894冊、アジア各地の子どもたちに届けてきました。

届けた作品は『ぼくのぱん わたしのぱん』、『たまごのあかちゃん』の2タイトルです。カレン語、ビルマ語、ラオス語、クメール語、ダリー語の5言語に翻訳し、活動地に届けてきました。

上:『ぼくのぱん わたしのぱん』文:神沢利子、絵:林明子、福音館書店(ビルマ語、カレン語)
下:『たまごのあかちゃん』文:神沢利子、絵:柳生弦一郎、福音館書店(クメール語、ビルマ語、ラオス語、ダリー語)

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子どもからのメッセージ

タイ国境のミャンマー(ビルマ)難民キャンプでシャンティが運営する図書館に通うモー・セイ・ワーさん

絵本を読むことが好きです。一番好きな絵本は『ぼくのぱん わたしのぱん』です。この本を初めて見たとき、とても興味がわき読んでみたいと思いました。それに、焼きたてのパンを食べたくなりました。

このお話では、パンができあがるまでの工程が一つひとつ描かれています。読んでいると、自分も一緒にパンを作っているような気持ちになり、それがこのお話をさらに楽しくしてくれます。

一番好きなのは、子どもたちが作った動物の形のパンがオーブンから出てきて、それを見て喜んでいる様子が描かれているからです。その姿を見ると、このページを読むたびに私も笑顔になります。

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神沢さんの作品は、これからも活動地の子どもたちを笑顔にしてくれることと思います。

シャンティ職員一同、心よりご冥福をお祈りいたします。