【世界の麺】カンボジア伝統の麺料理
チョムリアップ・スオ(こんにちは)!カンボジア・バッタンバン事務所で経理総務スタッフとして働いているレンです。カンボジアで食べられているオススメの麺「ノムバンチョック」をご紹介します。
バッタンバン事務所のレンさん
古くから親しまれているカンボジア伝統の一品
ノムバンチョックは、ハーブやニンニクの香りがおいしさをそそる料理です。私はよく朝食に食べます。
スープのつくり方は、沸騰したお湯に魚を入れて、チキンスープや魚醤、砂糖を加えます。魚は煮えたら取り出して骨を取り除きます。残ったスープに、レモングラスの葉やフィンガールート(ショウガ科の植物)、ニンニク、ターメリックなどを混ぜたレモングラス・ペーストと、プラホック(魚を発酵させた調味料)を少し加えます。骨取りをした魚をスープに戻して完成です。
カンボジアの麺[ノムバンチョック]
お皿にパパイヤ、ニンジン、カンボジアヌードル(米粉を水に漬け発酵させ、成形して作る麺)を入れ、スープを注ぎます。そこに野菜の葉とスイートバジル、どくだみ、唐辛子などのハーブを混ぜて食べます。タイ風はココナッツミルクを入れますが、クメール風は入れません。
お店にもよりますが、4000リエル(1ドル)くらいで食べられます。
ノムバンチョックが食べられるお店。カゴに盛られた野菜やハーブをたっぷり入れて食べます。
本記事は、シャンティが発行するニュースレター「シャンティVol.316 (2022年11月号)」に掲載した内容を元に再編集したものです。
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