2023.03.31
国内での活動

海を越えてオンラインで繋がる 「居場所づくり」を行いました

ネパール
ラオス

シャンティでは、日本国内における外国ルーツの子どものための、「居場所づくり」活動を行っています。
これまで、コロナ禍においてオンラインを活用し、子どもたちが集い、交流できる場を作ってきました。今回は、シャンティの海外事務所と国内を繋げて実施した活動をご紹介します。

居場所に参加する子どもたちは、みんな様々なルーツを持っています。他人の違いを認める、自分を認める。そんな当たり前を目指して、活動を続けてきました。コロナ禍で偶然生まれたオンラインの「居場所」ですが、どこにいても繋がることができるなら、せっかくなら海外も!
ということで、アジアの国々にあるシャンティの事務所から、シャンティが作った絵本や紙芝居を片手に「居場所」に参加しました!

ネパールから

栄養教育で使われる紙芝居を、現地スタッフが紹介しました。

ネパールで出版した紙芝居

ネパールで出版した栄養教育の紙芝居

ネパールの写真も紹介し、ネパールから来た子どもたちは、ちょっとした里帰り気分だったかもしれません。

 

ラオスから

母親を忘れたトラ猫

ラオスでは人気のようですが、私も好きです・・・
想定外の展開に、子どもも大人も笑ってしまいます。

 

その他、ラオスやネパールのクイズや写真も紹介して、様々な文化への理解を深めました。

民話の紹介も行いました。

 


↑ラオスの民話

子どもたちも、そんな「知らないもの」に触れて、様々な興味が湧いてきたようです。
これまで知らなかった国、知らなかった文化、知らなった人たちを知ること、交流すること。そんな積み重ねが、互いを認め合うことに繋がっていくと考えています。

これからもシャンティは「触媒」として、海外と日本でのこれまでとこれからを、紡いでいきます。

本事業は公益財団法人関西・大阪21世紀協会(https://www.osaka21.or.jp/jecfund/)の日本万国博覧会記念基金事業助成金の助成と、赤い羽根外国にルーツがある人々への支援活動応援助成、皆様のご支援を受けて実施しています。
ご支援いただいた皆様には、厚く御礼申し上げます。

日本万国博覧会記念基金