2023.07.24

【ファインダーをのぞいて】「ホームにて」ラオス、ビエンカム郡

ファインダーを覗いて
ラオス
連載企画

「ファインダーをのぞいて」は、シャンティが教育文化支援を行うアジア各地の様子を、フォトジャーナリスト川畑嘉文さんが写真でご紹介するコーナーです。

今回はラオス、ビエンカム郡での川畑さんの思い出をご紹介します。

ビエンカム郡へと続く道

♪ふるさとへ向かう最終に乗れる人は急ぎなさいと~♪。言わずと知れた名曲、中島みゆきさんの「ホームにて」です。

今から7年前のこと。都会から遠く離れた大自然の中にあるビエンカム郡を訪れていた私は、その日の取材を終えて宿に戻りました。赴任していたシャンティ日本人職員さんたちが小さな食堂に連れて行ってくれました。辺りは漆黒の闇に包まれ、川のせせらぎだけが聞こえてきます。

食事を楽しみながら疲れを癒していると、職員の方のスマートフォンから「ホームにて」が流れてきました。この曲は私たちの心をやさしく撫で涙を誘ったのです。それ以来この曲を聴くと郷愁のラオスの夜を思い出すのです。

ラオスの山々に沈む夕日

ビエンカムの朝市。手前に置いてある商品はリス?

 

写真提供:川畑嘉文

撮影者 川畑嘉文(フォトジャーナリスト)

千葉県出身。ペンシルベニア州立大学卒業。専攻は国際政治。ニューヨークの雑誌社勤務時代に9.11を経験し、記者職を捨て写真の道に進むことを決意。会社を退職しタリバン政権崩壊後のアフガニスタンを訪れ取材を行った。2005年フリーランスのフォトジャーナリストとなり、世界中の難民キャンプや貧困地域、自然災害の被災地で貧困や難民問題、自然災害などをテーマに取材。
第39回JPS(日本写真協会)展金賞、第17回上野彦馬賞「九州産業大学賞」、DAYS国際フォトジャーナリズム大賞2017「パブリックプライズ」等、受賞歴多数。著書に『フォトジャーナリストが見た世界』(新評論)。

KawabataSelfphoto

 


「ファインダーをのぞいて」

本記事は、シャンティが発行するニュースレター「シャンティVol.317(2023年6月号)」に掲載した内容を元に再編集したものです。

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