アフガニスタン
教育機会が制限された状況下において、子どもたちが安心して学び、絵本に触れられる環境をつくっています。
活動内容
アフガニスタンでは、2018年時点で約1万8,000の学校がありますが、校舎がある学校は約半数です。
また、学校図書室を保有する学校は1割程度(2015年時点)です。
当会は、アフガニスタンの小学校や各地区の公共図書館において図書館活動を普及するため、家具の設置等の環境整備だけでなく、図書館運営ガイドラインの作成やモデル学校図書館の設置、教員研修、図書館員育成研修、移動図書館活動を行っています。
また、学校に通えない子どもも利用できる学校外での児童サービスを提供するため、「子ども図書館」を運営しています。開館日には、一日約170人の子どもたちが来館し、図書の閲覧・貸出といった図書サービスを利用しています。そのほかにも図書館員による読み聞かせ、縫製教室、お絵かき、工作、特別学習教室(教科の補習授業)といった活動を時間割に従って開催しています。
当会では、このような図書館活動を継続して行い、学校に通えない子どもたちや教育を受けられない女の子たちに学びの機会を提供していきます。
2001年に起こった同時多発テロ後のアフガニスタン空爆後に、食料配布を中心とした緊急救援を実施したことを契機に20年間様々な緊急救援プロジェクトを行ってきました。最近では災害時の対応(2023年西部ヘラート地震)・生活困窮者や国内避難民/帰還民への食料配布および越冬支援など、様々な形で緊急人道支援事業を行っています。
アフガニスタン東部における山岳地では未だ校舎や教室数が少なく、不就学児童の多い地域があります。一方、学校を有する地域では、教室が飽和状態となり青空教室での授業や水衛生の整備の遅れ等が見られるのが現状です。そこで、小学校1校を対象に4つの仮設教室の増設を行い、主に子どもの教育へのアクセス改善を目指します。
これまでの活動内容
2001年に起こった同時多発テロ後のアフガニスタン空爆を機に、
食料配布を中心とした緊急救援を実施し、
その後もアフガニスタンの復興のため教育文化支援活動を行っています。
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