日本

これまで培ってきた海外の経験をいかして、日本国内の課題に取り組んでいます。

活動の背景

「誰ひとり取り残されない」ために、シャンティはこれまで培ってきた海外の経験をいかして、
多様化する日本国内の課題に取り組んでいきます。多様なルーツを持つ人々が増えていく日本において、
外国ルーツの子どもたちの孤立、貧困、教育格差といったさまざまな課題も顕在化しています。
どのような人も、ありのままに安心して暮らしていける多文化共生社会を目指します。

活動内容

多くの外国人が暮らす東京都豊島区を中心に、外国ルーツの子どもの居場所づくりや、
コロナ禍における緊急支援として地域の力を合わせた包括支援事業を実施しています。

在留外国人への包括支援事業(東京都豊島区)

日本に暮らす外国人は、在留資格や言語、雇用などさまざまな障壁を前に、困難な生活環境に置かれることが多い傾向にあり、コロナ禍において大きな影響を受けています。そこで、社会福祉協議会、法律事務所、地域の支援団体と連携し、豊島区内でのフードパントリーや相談会、その後の生活支援・法的支援を通した支援を実施しています。支援を通して外国人と地域のつながりを強めるとともに、外国人スタッフの育成を通じて、外国人が主体的に支援を担える環境作りも目指しています。

外国ルーツの子どもの居場所づくり事業

外国ルーツの子どもは、地域や学校でマイノリティとして過ごす中で、コミュニケーション不足や、自己肯定感を持ちにくいなど、多くの課題が指摘されています。子どもたちがルーツや言語に関わらず、自分らしくいられる居場所を作り、健全な成長を支援しています。コロナ禍ではオンラインで居場所づくりを行い、運営と通訳を担う学生スタッフと子どもたちが交流し、子どもの孤立防止と感染拡大防止の両立を図っています。

これまでの活動内容

 

【コロナ緊急支援】2021年フードパントリー・相談会実施状況
2021年6月から、コロナ禍で困窮する在留外国人向けの緊急支援として、豊島区内でフードパントリー・相談会を実施しています。
【コロナ緊急支援】2022年フードパントリー・相談会実施状況
コロナ禍で困窮する在留外国人向けの緊急支援として、豊島区内でフードパントリー・相談会を、2022年も継続実施しています。
情報公開
本事業は、休眠預金、「赤い羽根ポスト・コロナ社会に向けた福祉活動応援キャンペーン 外国にルーツのある人々への支援活動応援助成」を活用して実施しています。
休眠預金等活用事業に係る、情報公開はこちら
【コロナ緊急支援】2021年フードパントリー・相談会実施状況

6月19日 良品計画本社(東池袋) 来場者32名
7月18日 功雲院(池袋)        36名
7月31日 ミャンマーレストラン(池袋) 22名
8月22日 豊島区清掃工場(池袋本町)  38名
9月 5日 ネパールレストラン(大塚)   21名
9月25日 南大塚地域文化創造館     66名
10月 9日 白泉寺(巣鴨5丁目)     38名
11月 6日 雑司が谷地域文化創造館    24名
11月14日 特定技能セミナー(大塚)    18名
12月 4日 外国人子育て応援(池袋)   15名

【コロナ緊急支援】2022年フードパントリー・相談会実施状況

1月22日 五郎久保稲荷神社(南長崎) 来場者41組
2月26日 ハローワークセミナー       36組
3月19日 南大塚地域文化創造館       61組
3月27日 特定技能セミナー(池袋)     15組
4月16日 功雲院(池袋)          38組
5月28日 東部区民事務所(大塚)      39組
6月19日 IKE Biz(池袋)          26組
7月23日 良品計画本社(東池袋)      17組
7月30日 在留資格セミナー          23組
8月20日 南大塚地域文化創造館       33組
9月19日 在留資格セミナー          19組
10月15日 功雲院(池袋)          31組
11月25日  南大塚地域文化創造館        27組
12月17日 IKE Biz(西池袋)         26組

情報公開

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人件費水準
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