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【ネパール地震 被災者支援報告】 子どもたちへの就学支援や女性のための「駆込み寺」である 短期生活再建支援型シェルターの建設を行ないます。

2015.7.10  

シャンティ国際ボランティア会(会長 若林恭英/所在地 東京都新宿区)は、4月25日にネパールの首都カトマンズ北西約80キロを震源としたマグニチュード7.8の地震の被災地で活動を行っています。
社会的弱者である子どもや女性のためのプロジェクトを開始します。

■子どもたちや女性の人権侵害が懸念されます。
甚大な被害を受けネパール政府から支援の優先地域に指定されたヌワコット郡は、震災以前より貧困・差別等の課題を抱えており、震災後の生活再建は他地域に比較して、より困難な状況におかれています。
この震災の混乱に乗じて、学校が休校で行き場のない子どもたちを巻き込んだ児童労働や人身売買等の増加に警告が発せられています。特に、これらの危険性にさらされる可能性の高い世帯の子どもたちへの就学支援が必要とされています。
また子どもたちの親、特に母親や女児にとってテントでの避難生活は決して安全とは言えません。非識字者の多い僻地地域では、生活再建に向けての相談施設のニーズが高いものの、ネパールの社会文化上、女性や子どもが直面している課題が男性から発せられることは少ないのが現状です。
特に子どもを抱えた女性や少女へは、駆け込み寺的な施設が求められています。夜半、安心して過ごせる為の場所や暴力等から避難できる場所、今後の生活再建をどうしていけばよいかわからない女性への相談業務の開設が必要です。地方では特に女性の非識字率が高いほか、ネパール語をまともに話すことができない女性も多く、そういった女性へのサポートも必要とされています。
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■安心して過ごせる場所がない。
ウスタさん(写真真ん中の列、一番左の女性、38歳)は、旦那さんが出稼ぎに出ており、24歳を筆頭に4人の子育て(うち一人は障がい児)や農業、頼りになる息子が地震で骨折してしまったため家の再建を担わなければならない、とため息をついて話をしてくれました。
彼女のように、ヌワコット郡での多くの女性たちの最大の悩みは、安心して過ごせる場所がないこと。親戚や隣近所宅に身を寄せている人も多く、簡易住居は飽和状態。「この困難をみんなで助け合って乗り越える為に、必要なときは避難所として使用できる簡易シェルターの設置を望んでいます。自分たちができることはしていきます。今だけ少し手助けをください」、という声にこたえていきます。
■安定した生活や学習環境を取り戻すための活動を行います。
【事業①】対象地域の子どもたちへの就学支援
児童を対象とした「スクールキット」(文房具など)、学校を対象とした「学校再開支援キット」(ボールなど)を配布します。

【事業②】女性のための短期生活再建支援型シェルターの設置支援
シェルター(5×12m)およびトイレの設置をします。短期滞在に必要な物資(寝具など)、シェルター内での生活再建に向けた相談業務に必要な家具(机、イス、情報ボード)を配布します。女性向けの相談業務を担当するスタッフへの育成研修も実施します。
子どもを抱えている女性も多いことから、子ども向けのスペースも作り、遊具や移動式本棚と本を設置すると同時に、子ども向けの活動を担う人たちへの研修を実施します。
アップロード2
地震で使えなくなってしまった女性センターとそこで活動する女性たち(ヌワコット郡)

◆募金受付中◆<手数料無料>
郵便振替: 00150-9-61724
加入者名:公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
*通信欄に「ネパール地震」と明記下さい*備考欄に「免」と明記ください(手数料免除)
直接事業費の20%は、本事業に関する当会の事業間接費として充当させていただきます。

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