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東日本大震災の当会シャンティ事業地を訪問しました

2015.4.27   東日本復興支援

こんにちは、東京事務所の常務理事の市川です。
4月19~24日、宮城県山元町、福島県南相馬市の活動地を訪問し、仮設住宅における移動図書館活動にも同行しました。
まずは、山元町の仮設住宅での移動図書館活動。
あいにくの雨。
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少しでも濡れないように、ビールシートでカバー。
1年半ぶりに訪問して、目立つのが空き仮設住宅。復興住宅への転居も進み、場所によっては入居率が2~3割。
ポストに「投函禁止」の張り紙が至る所にあります。
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「周りが引っ越して、そわそわして落ち着かないのよ。何もする気が起きないし。本でも読んで気を紛らわすわ」。
「うちだけ、復興住宅の建設が遅れて。あっちの方はできて羨ましい」。
「建設業者が忙しくて、引越しは、年をまたぐわ」。
 引越しの話題が本当に多いです。取り残されていく複雑な気持ちが、ひしひしと伝わってきます。
古賀所長の話だと、「最近、仮設住宅の集約のうわさもあり、残された皆さんは、本当に落ち着かないと感じます。最近は、大人の方でも、本をじっくり読むというより、マンガ、気楽に笑える本などを借りられていく。その一方で、定番だった料理の本が以前ほど借りられない傾向がある」とのこと。
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利用者の方が、編んだ編み物を見せてくれました。とても、かわいいです。

別の日、南相馬市小高地区へ。
この地区のほとんどが、避難指示解除準備区域ですが、来年4月には解除され、帰還して居住可能になるとも言われています。
ただ、戻れるかどうか、住民の方々の気持ちは複雑です。
家があっても、どれだけ店が再建されるのか、移動のための交通機関はどうなるのか、除染が進んだとしても、住めるとは限りません。お年寄り夫妻だけ戻り、子ども世帯は帰れないと状況も予想されます。
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小高駅前の自転車置き場です。
4年以上経過したにも関わらず、駅前は当時の自転車が置かれたままの状態で、時間が止まっている感じすらします。
何がお手伝いできるのか、大きな宿題です。

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