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公共の活動のためのPDCA(資源配分、計画、予算)

2017.6.29   スタッフの声東京事務所より

PDCAサイクルのイメージ

こんにちは。東京事務所の瀧です。予算策定の時期になりました。

シャンティの定款にはこう書かれています。

「われわれは全ての人々がお互いの民族や言語・文化・宗教の差異性を容認し、尊重し、その美しき多様性の中に「共に生き、共に学ぶ」共生社会の実現を希求する。それはお互いがかけがえのない存在であるという認識と、慈愛と寛容の上にのみ可能となる「地球市民社会」の実現により平和を守ろうとする悲願である。」

どんな組織も社会で存続する意義を求めて活動しているのだと思います。私達は公共のために仕事をしています。そのためには世界が必要とする事業を継続的に実施して成長してゆかねばなりません。志がなければ公共の仕事を継続することはできません。

一方で厳しい現実もあります。願っているだけで状況は変わりません。目的を達成するために必要なのが事業を運営するための資源です。資源にはいろいろあります。資金、物資、人材、知識、人脈、ブランド価値・・・・。事業計画や予算策定は、事業を効果的に行うための資源の配分、設計図です。道具は、使い方でその効果は大きく変わります。

  1. 1,目標設定と達成のための計画と予算配分
  2. 2,計画予算の執行
  3. 3,予算と実績の差異分析
  4. 4,結果の評価
  5. 5,改善の提案

 

Plan→Do→Check→Action(PDCA)のサイクルを繰り返して組織は成長します。

計画作成が終わって満足してはいけないと思います。与えられた課題と予算に対してどれだけ責任を果たせたか?結果は計画と比べてどうだったか?執行後の評価と改善の提案が行われて初めて計画を作成した意味があると思います。

予算は何ヵ月もかけて作成します。新たに、新規事業を開拓する場合は、綿密な調査と新しい支援者、財源といった先行投資が必要になってくるのは、企業もNGOも同じです。

事業が終了したら、実績との差について分析します。「実績」には「責任」も伴わなくてはなりません。ニーズのある場所で高い効果を求められる時代になってゆくと思います。常に世の中の変化に、敏感に反応し変化していなくてはなりません。毎年の計画予算は、事業が今後、10年、20年と継続するための指針となるものです。

事業を実施するためのお金は募金、寄付金や政府補助金です。募金は支援して頂いた方が一所懸命に働いて稼いだお金で、政府補助金は、もとはといえば国民の税金です。大切な資産を守り、価値ある事業を追求するために、予算策定をしなければならないと考えます。

事業サポート課 瀧 龍太郎

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