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「逃げる」を体験

2017.8.2   東京事務所より

こんにちは。支援者リレーションズ課の神崎です。
先日、荒川区職員ビジネスカレッジに呼んでいただいてワークショップを
してきました。

入社2~3年目に新しい職員の方々が60名ほど集まりました。
みなさん自分の意思でビジネスカレッジに参加され、様々な講座を受けて
いるようです。

仕事を終えて18:00からのスタート、みなさんお疲れ様です。
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シャンティは荒川区職員ボランティア協会(AVA)の皆さんに毎年募金をいただいて、
タイ側にあるミャンマー(ビルマ)難民キャンプの図書館活動を応援していただいています。

10グループに分かれて、それぞれこんにちは。
「グループのメンバーは顔見知りの人もいれば、始めて話す人もにはいますね。
 でもこの時間は仲の良い家族だと思って協力してくださいね。」

さてグループワークスタートです。
-あなたの住む町で戦争が起きました。このままでは、みんな殺されてしまうかもしれません。
皆で相談し、荷物を持って逃げることになりました。ここにあるカードから必要なものを
カバンに詰めてください。-

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持っていける数が決まっているので、グループで意見が飛び交います。
「これは必要だよね。」「これはどっちでもいい。」

難民ゲームによって、短い時間で自分の故郷を離れなければいけなかった
難民の人たちの『逃げる』という疑似体験をしてもらいました。

そして難民となった人たちのこと。
現在も忘れた難民キャンプと言われ、支援が減少している
ミャンマー(ビルマ)難民キャンプのことをお伝えしました。
私たちは難民キャンプで公共図書館の活動を通じて、いつか祖国に帰ることに
なっても自分の意思をもって選択できる、生きる力を身につけて欲しいと思っています。

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参加者された方から感想をいただきました。

講演をお聞きする前は、難民支援というと、資金や食料、衣服などの物質的なものを
寄付することというイメージを持っていましたが、先生のお話をお聞きして、
「物質的な豊かさ」よりも、絵本などを通じて得ることができる「心の豊かさ」のほうが
長期的な視点で見たとき、大切になってくるのだと思いました。

辛い状況にある難民の人々にとって、「学ぶこと」は、生きていく希望になったり、
夢を持つきっかけになったりと、「生きる力」に繋がるということを強く感じました。
今回の講演をお聞きしなければ、難民の現状や、私たちができることを知ることができなかったので、
とても勉強になりました。

私自身が今できることとしては、今年度、AVAのぬいぐるみ作成担当になっているので、
まずはそれを頑張っていきたいと思いました。
学んだことを忘れることがないよう、アクションを起こしていきたいと思います。

私が今回伝えたかったことは、
“まずは知ること、そして自分のできることを始めてみよう”ということ。

アジアの子どもたちの問題を皆さんにお話しする機会は大変ありがたいと思っています。
荒川区職員ビジネスカレッジの取り組みはとても興味深く、問題を知ることによって、
何かのきっかけになれば嬉しいと思います。

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