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字が読めないとパソコンを動かせないって気づいたみたい

2017.9.1   寄付募集中

こんにちは。
支援者リレーションズ課の神崎です。

私たちがカンボジアの活動対象地として選んでいる村は、貧困度・非識字率が高い地域で、
他のNGOの支援もあまり入っていません。
多くの住人が農業に携わっていますが、乾季になると農業ができなくなり、いっそう
生活が難しくなります。そのため、乾季には家族の働ける者がプノンペンやタイに出稼ぎに行きます。

しかし、住人の多くが読み書きができず、不自由を感じており、
出稼ぎに出ても読み書きができないため、安全で安定した職を得ることが
できません。また、不当な契約書にサインさせられたり、
賃金をだまし取られるケースも少なくありません。

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「肉体労働がきつかったけど、2か月間でかなり稼いだよ。」

と言ってパソコンとスピーカーを抱えて、夫が出稼ぎから帰ってきました。
業者を通じてタイに出稼ぎに行きましたが、結局騙されてしまい早々に戻ってきました。

夫の稼ぎを充てにしていたので、チャン・ティさんは本当にがっかりしました。
雨季には農業で生計を立てていますが、乾季には仕事がなく、チャンティさんも
定期的にプノンペンに出稼ぎに行っています。

「それなにの、どうしてこんなものを買ってきたのかしら。」
とため息をついていました。
二人とも小学校を一年生で中退し、読み書き・計算ができないため、
村の近くでは他に仕事がありません。

「夫は出稼ぎ中にタイのインターネットカフェにとても感激して、
 村で初めてのインタネットカフェを開くと言っていました。
 だけど、買ってきてから字が読めないとパソコンを動かせないって気づいたみたい。」

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パソコンには埃が被っていました。

コミュ二ティ図書館は、子どもだけでなく、大人の教育機会を広げることを目的としています。
過去の戦乱の混乱から、カンボジア農村部の多くの大人たちは教育を十分に受けられませんでした。

その結果、多くの住民が読み書き・計算が満足にできず、日常生活に様々な困難を抱え、
このことが貧困からの脱却を難しくする大きな一因となっています。

“学びたいと願うカンボジアの人々に教育の機会を!”
ご協力お願いします。
http://sva.or.jp/wp/?atenashi=17894

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