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イサーン地方の働くお母さんたち

2018.8.11   クラフトエイドタイ

こんにちは!クラフトエイド課の石田です。

突然ですが、問題です。こちらのふたつのストール、両方ともピンクと白の糸を使って織っています。
どうしてこんなに色の違いがでるか、ご存じですか?(答えは最後のほう)
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先日、大粒の汗を流した宅配のお兄さんの手によって、東京事務所に大きな荷物が届きました。(暑い中いつもありがとうございます!)
タイでもっとも貧しいと言われる東北部、イサーン地方からの荷物です。今回届いた人気商品のひとつ、「ボーダーショール」を作ってくれているのはロイエット県で草木染の手織物を生産している農村女性のみなさん。
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この団体はメンバー全員が運営資金を出すことにより、自主的な運営が保たれています。
染色の様子はこちらでも紹介しています。

クラフトエイドの洋服をつくる村へ行ってきました

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さて、ボーダーショールに話を戻します。
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上の写真は白が、下の写真はピンクが強くでていますね。
これは、「たて糸」と「よこ糸」の糸の違いによって生まれたものです。
一枚の生地はたて糸とよこ糸が交互に交わって形成されています。たとえば上の写真のピンクの生地はピンクの糸と白の糸を使っていますし、ほかの生地でもまったく違う二つの糸が交わって絶妙な色を出しているものもあります。
たて糸とよこ糸
(図引用:『服地の基本がわかるテキスタイル事典』(ナツメ社))

生地を織る時は、まず織り機にたて糸をセットし(この作業がものすごく大変らしい)、シャトルと呼ばれる器具を往復させて横糸を通します。
何を隠そう私も入社5か月目、まだまだ学ぶことばかりです。小さいころから「鶴の恩返し」で知っているつもりになっていた織り機、そういう仕組みになっていたんですね~
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写真下の、青くて細長い器具がシャトルです。

また話が脱線してしまいました。
実は、うちがオーダーした正解の商品は先ほどの下の写真、ピンクのたて糸で織られたものです。
そして今回届いたのは上の写真、白のたて糸で織られたもの。
透かし織りの部分を見れば一目瞭然ですね。
s-IMG_6325こちらが正解。ピンクのたて糸
s-IMG_6326今回届いたもの。白のたて糸

白のたて糸のショールも、はからずも夏っぽく、さわやかに仕上がっています笑

このようなうっかり商品が、どの団体からも割と日常的に届きます。
技術はすばらしいのに、詰めが甘くて残念、私と同じですね(詰めが甘いという部分だけ)

こんな時は、生産管理担当の渡辺さんが現地の人に報告をしてくれます。
ちなみにたて糸は英語でWarp、よこ糸はWeftと言います。

白いワープのこちらのショールは、ネットでもご注文頂けます。

ネットショップはこちらから

次回以降は通常色が入荷します。
(またうっかり間違えないか少しだけ心配ですが、、)

「あれ、白の方が好きかも」という方、どうぞお見逃しなく!

これからもCRAFT AIDを宜しくお願いします。
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現在イベント開催中です!
8/12(日)にはアフガニスタンの生産者とネットで繋いでトークショーを行います。
是非チェックしてみてください
https://www.facebook.com/SVAcraftaid/posts/2205637256176106

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