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【レポート】日比谷カレッジ「アジアの人々と図書館~翻訳絵本作りワークショップ~」

2018.10.4   イベント報告イベント情報

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2018年9月29日(土)午後、東京・日比谷の日比谷図書文化館で、

日比谷カレッジ「アジアの人々と図書館~翻訳絵本作りワークショップ~」を開催しました。

秋雨前線と台風接近で小雨が降り続く、あいにくのお天気の中、
ご参加くださった28名の皆様、ありがとうございました。

日比谷カレッジでのワークショップは昨年に引き続き2回目となりました。

今回、前半の講演部分は、
シャンティ国際ボランティア会広報課長の鈴木晶子(すずき あきこ)が
登壇し、アジア地域の状況や、そこで暮らす人々にとって図書館が果たしている役割に
より焦点をあててお話しました。

はじめにアジアの教育状況と、持続可能な開発目標(SDGs)に関わる
取り組みについて触れました。

ミャンマーやカンボジアなどアジアの国々では、
都市部を中心に急速な経済成長を続ける影で、
学校に通うことができない子どもたちや文字の読み書きができない人々が
多くいます。
現地で出会った、経済成長から取り残され、貧しい生活を続ける人々の様子を、
人々の実際の言葉も交えて、お伝えしました。

学校を退学した子どもたちにとって、文字を忘れないための唯一の場所となっているカンボジアの村や、5万館を超える図書館があるにもかかわらず、人々が通える図書館はほとんどなかったミャンマーでの図書館活動。

厳しい教育環境の中で、図書館が果たしている役割とは何か、
図書館は本に触れることができる場所、読み書きを学ぶ場所というだけではなく、
人々が自立する力、生きる力になっているということを、
各国の事例も豊富に紹介しながら報告させていただきました。

後半は、「絵本を届ける運動」の翻訳絵本作りを行いました。
2~3人1組で、1冊の絵本を作りました。

夏休みも終わった時期にもかかわらず、中高生の姿が目立ったことに少し驚きつつも、
嬉しく思いました。
参加されたきっかけを伺ってみると、「図書館のポスターで見て、未知の内容だったから興味を持った」、「将来的に海外で働く仕事に関心がある」、「高校生の兄に誘われて」など、様々でした。

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「絵本を届ける運動」のタイトルの中でも一番難易度の高い絵本を
準備したため、最初は「緊張する!」「できるかな?」といった声もあがっていましたが、
皆さん、きれいに作っていただきました。
「絵本を届けられることが嬉しい」、「自分がこの活動に関われたことが嬉しい」という感想を
多くいただき、わたしたちも活動の励みになりました。

10月もシャンティでは講演会と絵本作りワークショップを開催します。
ご都合のよい日程がございましたら、ぜひ、ご参加お待ちしております。

【10月30日~11月1日】図書館総合展ブース出展と絵本貼りワークショップ

難民を受け入れる社会とは?~タイ国境の難民キャンプで暮らす難民の現状と日本の受け入れ現場から考える~

広報課 平島

  • 絵本を届ける運動
  • アジアの図書館サポーター
  • 本の力を、生きる力に。