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お気に入りの本はありますか?

2018.12.17   ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

こんにちは。ミャンマー(ビルマ)難民事務所の山内です。
突然ですが、皆さんにはお気に入りの本はありますか?両親が本好きだった影響で、私は小さいころから本に親しんでいました。特に気に入った本には、包装紙でオリジナルのブックカバーを作り、被せていたのを今でも覚えています。

難民キャンプの図書館では、本を自分の物にすることはできませんが、大人から子どもまで好きな本を聞くと皆すぐに教えてくれます。特に大人向けの雑誌などは、定期的に配架をしているため、最新号がやってくるのを心待ちにしている人が多いです。それでは、難民キャンプの図書館で聞いた「お気に入りの本」をご紹介したいと思います!!

まず、大人に圧倒的な人気があるのが、こちらの「Go forward」という雑誌です。カレン語で書かれているもので、主にクリスチャンの文化について書かれているそうです。私達が活動している7ヶ所のキャンプに暮らしている人の多くがカレン民族で、カレン民族の多くはキリスト教を信仰しています。カレン語で書かれている雑誌というのが少ないのもありますが、クリスチャンについて書かれているということが、人気を集めているようです。また、この雑誌の中にはニュースやミャンマー本国についても情報も掲載されていて、有名な方の詩が載っていることもあります。
大人に人気の本

そして、女性に人気なのは「Food」という食べ物の雑誌です。こちらはミャンマーから購入をしていて、レシピなどが掲載されています。話を聞いた写真左から2番目の女性は、キャンプの生活では食べたことが無い物、見たことが無い物でもレシピがあるので作ってみることができると話してくれました。また、栄養のある食事についても学ぶことができるとのこと。
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最後に子どもたちは、やはり絵本が大好きです。図書館にはタイからの絵本、絵本を届ける運動でやってきた日本の絵本、事務所で出版をした本があります。絵本はカレン語とミャンマー本国の共用語であるビルマ語の両方に翻訳され、図書館に配架されます。
子どもたち1人1人好きな本があり、どれか1つの本に人気が偏っているということはありません。ただ、図書館員の読み聞かせが終わった後にその本の人気が上がったりするので、図書館員の影響も大きいのかもしれません。子どもたちが絵本を選ぶ時は、時には真剣で、時には友達と話しながら楽しく選んでいます。
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今回は難民キャンプでのお気に入りの本をご紹介させて頂きました。
そして、これからも図書館に継続して本を届けられるよう、応援の程よろしくお願いいたします。—「難民キャンプの図書館継続のため、2018年冬募金にご協力お願いします」

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