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【台風19号】避難所の集約、被災地支援は次のステージへ

2019.12.9   緊急救援

シャンティ国際ボランティア会は、特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパンと協働し、台風19号で被害を受けた長野市で被災された方々の生活を支えるための支援活動を行っています。

長野市内の集会所での炊き出しと傾聴活動の様子
集会所での炊き出しと傾聴の様子

長野市が年内に全避難所の閉鎖を発表

長野市は長野運動公園総合体育館を「統合避難所」として運営する方針を発表しました。市は当初、避難所閉鎖のめどを11月末としていましたが、仮設住宅への入居が間に合わないなどの理由で、一度は閉所を延期しました。最終的に、12月3日にシャンティが支援活動を行なっていた北部スポーツ・レクリエーションパークを含む計7カ所の避難所が閉鎖され、ほぼ全ての避難所が長野運動公園総合体育館に集約されました。長野運動公園体育館も含め、12月20日には長野市内の全避難所が閉鎖される予定です。

避難所から仮設住宅へ移られる方の声

シャンティとチャイルド・ファンド・ジャパンは北部スポーツ・レクリエーションパークを中心に、避難所や集会所で、子どもの見守りや高齢者への傾聴活動を行なってきました。

避難所閉鎖に伴い、仮設住宅に移ることになった80代の女性は、笑いながら「仮設に移ったら独りぼっちになっちゃうので、寂しいね。今後も集会所が運営されるみたいだけど、私の仮設からは遠いし、自分で運転できないので、歩いていくかね。」と話してくださいました。

避難所での「週末子ども広場」の様子
避難所での「週末子ども広場」の様子

避難所閉鎖後の課題と今後の支援

避難所の閉鎖に伴い、災害後の苦労を共にした方々がばらばらの地域に避難することで、今までの人間関係が途切れ、孤独や喪失感が出てしまうことがあります。被災者の孤立化を防ぐため、今後、千曲川の堤防が決壊し被害を受けた長野市内の長沼地区(穂保・津野・赤沼)で、避難所を出て遠くに避難された方々が集まれるよう、居場所作り(コミュニティ支援)や週末子ども広場(子どもの居場所づくり)を行っていく予定です。

長野市内で仮設事務所設置

今後も長野市で支援を継続していくため、長野市の信叟寺内に仮設事務所を設置しました。現在、チャイルド・ファンド・ジャパン、長野県第一宗務所青年会と共同で利用しています。今後、地元団体や関係団体にも利用して頂けるよう、調整を進めています。

長野市の信叟寺内に設置した仮設事務所

皆さんコレ見たことありますか?

学習スペースで中学生と話をしている際、何コレ?と聞いたところ「白文帳知らないの!?」と驚かれてしまいました。「白文帳(はくぶんちょう)」は、長野県で考案され、主に長野県で使われてきた漢字練習用のノートブックです。

長野県で考案された白文帳

中学生たちは県外から来ている避難所の運営職員に聞いてまわり、白文帳が長野県だけの文化だったと気づきました。その時のカルチャーショックは大きかったようです。平時ではないからこそ自分達の文化に気づける事があるのではないでしょうか。このように地域に根付く文化や慣習を大切にしながら、今後も支援活動を続けていきたいと思います。

台風19号 緊急救援報告会「求められる被災者に寄り添う支援」開催

災害から2カ月後の12月12日に、これまでの活動とこれからの支援について、皆さんにご報告する会を開催します。どうぞお誘いあわせの上ご参加ください。

報告会の詳細とお申し込み方法は、以下のページをご覧ください。

※当事業の初動調査は、ジャパン・プラットフォーム(JPF)からの助成を受けて実施しています。
※傾聴活動は、チャイルド・ファンド・ジャパン、曹洞宗長野県第一宗務所、曹洞宗長野県第一青年会、全国曹洞宗青年会、長野県曹洞宗婦人会、県内曹洞宗寺族と連携して実施しています。

「台風19号 緊急募金」受付中

郵便振替: 00170-8-397994
加入者名: SVA緊急救援募金

*払込取扱票の通信欄に「台風19号 緊急募金」と明記して下さい

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