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世界の絵本を読んでみよう「アリとオウム」ミャンマー

2021.1.21   ミャンマー

シャンティ国際ボランティア会は、良質な本が少ないアジア各国・各地域で独自に制作した絵本を出版しています。子どもたちに質の高い絵本を提供できるよう、現地の作家やイラストレーターを対象とした専門家による研修を実施したり、少数民族たちに口頭で伝承されてきた民話などを絵本にまとめる活動を行っています。

今回は、2019年にミャンマーで出版した絵本「アリとオウム」です。

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「アリとオウム」表紙

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ある晴れた日、とても喉の渇いたアリがいました。アリは水を飲もうとして、池に落ちてしまいました。

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近くにいたオウムが、アリに葉っぱを投げました。
「本当にありがとう。今度は、私があなたを助けます」
「ははは、大丈夫さ。アリさんの小ささでどうやって僕をたすけるんだい」

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それからある朝、オウムが草むらにいると、漁師がオウムを見つけました。
「わぁ、なんて素敵なオウムだろう。捕まえなければ」

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この出来事を見ていたアリは、「よしいくぞ!」
オウムを助けに向かいます。
「足首をかんでみよう!」

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「あぁぁぁ!」
漁師が思いきり叫んだので、オウムは飛び立っていきました。

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「ありがとう。君は僕を助けてくれた。前は君のことを見下していたけれど、どうか許してくれ」
アリは、恩人を助けることができて、とても幸せでした。

「世界の絵本を読んでみよう」シリーズ

本記事は、シャンティが発行するニュースレター「シャンティVol.306 (2020年夏号)」に掲載した内容を元に再編集したものです。

・世界の絵本を読んでみよう「パヒロン(土砂災害)が来た」ネパール

・世界の絵本を読んでみよう「かすがいのステッキ」ミャンマー

・世界の絵本を読んでみよう「マイナ鳥と不思議なカボチャの種」アフガニスタン

・世界の絵本を読んでみよう「アプサラ(天女)の舞」カンボジア

・世界の絵本を読んでみよう「隼、鹿とねずみ」アフガニスタン

・世界の絵本を読んでみよう「若いめすねずみの結婚相手」ミャンマー

・世界の絵本を読んでみよう「特別な子ども」ラオス

・世界の絵本を読んでみよう「私の好きなカレン月」ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

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