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地域学習事業の教員研修を実施しました

2021.2.19   ネパール

ナマステ。ネパール事務所長の三宅隆史です。「先住民族居住地域での地域学習カリキュラム開発普及事業」の教員研修を実施しました。研修の目的は、地域学習の授業を教員が児童中心のアプローチで実践できるようになること、です。本事業で開発したマクワンプル郡ラクシラン郡の地域学習カリキュラム、児童用教科書を用いて研修は実施されました。バナーの上部に印刷されているのは、1年生から5年生用の教科書です。

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研修の特徴は、児童中心学習のアプローチを教員が学ぶために、参加型、実践的であるという点です。たとえば、地域で育っている果物、野菜、穀類、植物を実際に採集して、ポスターを作って、発表します。写真は果物のポスターです。この活動を通じて児童は地域の植生について学ぶとともに、植物の種類や特徴について学ぶことができます。

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地図は、村役場から自分の学校の地図を書いたものです。実際の授業では、学校から自分の家までを示す地図を子どもたちは作り、寺院や川、道路の位置も表します、この活動を通じて、児童は地域の構造と生態系を学ぶとともに地図の作り方についても学ぶことができます。

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研修では、参加者は地域学習の授業に役立つ多様な教材を作りました。

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参加者のプラシャド・ブロンさん(小学校の校長)は、「こんなに実践的で役に立つ研修は初めてです。5日間の研修なので参加する前は長いなと思いましたが、終わってみると、短すぎると感じました。これまで本校では地域学習の授業では、(学校の自由裁量で内容を決めることができるので)、英語を教えてきましたが、新学期からは、今回学んだカリキュラムと教科書を使って、週4コマの地域学習の授業を始めます。地域学習で地元の歴史や文化、環境を学ぶことによって、地元のことを子どもは好きになると思います」と話しました。

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研修施設の周りに何もない場所での5日間宿泊して行うハードな研修ですが、施設の川を隔てた向かいがチトワン国立公園で、ワニやフクロウ、鹿が見れるすばらしい環境です。研修の環境も重要であると感じました。なお本事業は外務省NGO連携支援無償の助成を受けています。

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