タイ国内ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ「水害支援事業」に対し、ご協力ありがとうございました。
以下に完了報告を掲載いたしました。ご覧ください。
1.事業名: タイ国内 メラウ・メラマルアン難民キャンプ水害支援事業
2.協力団体: TBBC,COERR, ZOA, KRC, OCEE, KYO, KWO
3.事業実施団体: 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
4.事業対象地: タイ国内 メラウ・メラマルアン難民キャンプ
5.事業実施期間: 2011年8月3日--2011年12月末日
6.事業受益者:メラウ難民キャンプ住民(14,053人※)、メラマルアン難民キャンプ住民(16,246人※)
※各キャンプの人口は、TBBCによるキャンプ人口統計上の食糧配給を受け取った人数(2011年11月現在)。
7.事業予算: 2,500,000円
8.事業責任者:
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
東京事務所 事務局長 関 尚士
海外事業課課長 中原 亜紀
海外事業課担当者 鈴木 晶子
ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所 所長 小野 豪大
副所長兼事業マネージャー ジラポーン・ラウィルン
8月3日に発生した大規模水害により、冠水したメラマルアン第3図書館では、図書館の中には30cmほど泥が積もり、書籍も全て泥水をかぶりました。そのため、書籍は全て廃棄処分になり、本棚なども使用できなくなりました。
水が引いた後、図書館再開のための作業が進められています。積もった泥を出し、新しいビニールシートを床の上に敷きました。また泥水をあびた本棚は、鉄製の枠を新しく塗り直し、木版を貼り付け、新しい本棚として生まれ変わる予定です。図書館にとって必要不可欠な書籍は可能な限り、書店などで購入したものの、元々数が少ないカレン語書籍などは入手困難な状況のため、
他の図書館から譲り受けるなどして、書籍を集めています。
この第3図書館は、コミュニティに密着し、人々が集う拠り所となっていた図書館を、毎日多くの住民が利用していました。また笑い声が溢れる図書館の再開を目指して、引き続き作業を進めてまいります。
(写真上:新しく色を塗りなおした本棚)
「土台が大きくえぐられたので建物といっしょに子どもたちが川に落ちてしまうのではないかと心配です。この場所は、道に面していて、お母さんたちが送り迎えするのにとても適していたのですが、やはり危険な状況です。少し、遠く、また丘の上でも、安全な環境に移転するのが急務だと思います」
キャンプ教育部会事務所長 ポー・ガウさん談。
川岸に立っているこの第9保育園は、KWO(カレン女性同盟、キャンプ住民の自治組織)が運営をサポートしています。今回の洪水で何とか建物は残りましたが、土台が大きく削り取られました。今も降り続く雨により、水分を含んだ地面がいつまた流されるのか不安な中、100名を超える園児が施設を利用しています。
キャンプ委員会からSVAに対して、安全な高台への保育園の移転が提案され、限られた土地の中から移転先が決まり次第、保育園の建設に着工する予定です。(写真:川岸に立つ第9保育園)
8月3日午前10時(日本時間同12時)ごろ、ミャンマー(ビルマ)とタイの国境にある難民キャンプの2カ所(メラウ難民キャンプ、メラマルアン難民キャンプ)において、キャンプ設立以来初めての大規模洪水が発生し、計338戸が被災、学校などの公共施設、食糧倉庫やSVAのコミュニティ図書館も被災。
1日も早い生活復興と図書館再開のため、皆さまのお力添えをお願いいたします。
(写真:浸水した家屋と避難者救助のため走るボート)