ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所(BRC)
30年以上続くタイ国内の難民キャンプで、コミュニティ図書館を運営しています。
活動内容
難民キャンプの住民が課題の解決に向けた知識、技術、情報を得ることを目標に、
コミュニティ図書館活動を通じた教育支援事業を行っています。
15のコミュニティ図書館が住民によって運営されることを目指し、住民組織に対する研修活動を強化し、
図書館と教育機関との連携を促進しています。
7カ所の難民キャンプで15館のコミュニティ図書館を運営しています。カレン難民委員会教育部会(KRCEE)の傘下のノンフォーマル教育の中に、正式にコミュニティ図書館が位置づけられています。図書館では、人形劇などのおはなし会、子どもの日や母の日などのイベントが行われています。「図書館ユースボランティア」によるお話し会などを通じて、難民キャンプの学生や若者を中心に、多くの住民との関係性の構築やニーズの把握に繋げています。
各難民キャンプの図書館コーディネーター、キャンプ教育部会事務所(OCEE)代表者、カレン青年同盟(KYO)を対象とした図書館コーディネーターとしての役割などを学ぶための合同研修会を実施し、人材の育成を行っています。また、読書推進活動として、図書コーナーの整備や移動図書館活動を実施し、子どもたちの学習向上に貢献しています。
カレン語とビルマ語の2言語で絵本の出版をしています。難民キャンプの中で絵本コンテストを行い、住民が応募した中から選ばれた作品の出版も行っています。
これまでの活動内容
祖国を知らず、難民キャンプの外に出ることができない人びとが、外の世界に触れ、祖国を知る場所となるように、
図書館活動を行っています。2000年の活動開始当初は、主に図書館の建設を中心に行いました。
スタッフ紹介
難民事業事務所で働くスタッフを紹介します。
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