
ミャンマー(ビルマ)難民キャンプの歴史と教育問題
1984年以降、ミャンマー(ビルマ)の軍事政権と少数民族の反政府勢力との抗争などからタイへ逃れた難民は14万人に及びます。教育は、自分たちの故郷から避難してきた人々の希望や尊厳を回復させる上で必要不可欠なものであり、自分たちの足で故郷へ帰り、よりよい未来を築く助けとなります。
これまでの活動
難民キャンプで生まれ育った子どもたちは、祖国を知りません。シャンティの図書館では子どもたちに母語の本に接する機会を作ろうと日夜努力しています。難民キャンプは自由な出入りができないため、大人にとっても心の拠り所となっています。
スタッフ紹介
ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ事務所で働くスタッフを紹介いたします。
ミャンマー(ビルマ)難民キャンプからのありがとう
現地の子どもスタッフからのメッセージをご覧いただけます。
シャンティ国際ボランティア会では、タイ国内にある難民キャンプを「ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ」と表記しています。
1989年に現政権が国の呼称をビルマからミャンマー(正式名称「ミャンマー連邦共和国」)に変えました。この呼称の変更を軍事政権が行ったということもあり、軍事政権に迫害をうけ逃れた人たちが暮らす難民キャンプでは、この変更を否定する傾向もあります。シャンティはその思いを尊重し「ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ」と併記しています。
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ファインダーをのぞいて「遊ぶ権利」ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
2021.2.25 ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ / ファインダーをのぞいて
「ファインダーをのぞいて」は、シャンティが教育文化支援を行うアジア各地の様子を、フォトジャーナリスト川畑嘉文さんが写真でご紹介するコーナーです。 今回はミャンマー(ビルマ)難民キャンプの「遊ぶ権利」がテーマです。 「ペン落とし競争」の様子。笑い声と声援に包まれました。 遊ぶ権利 ...
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カレン暦2760年を祝うお祭りがメラ難民キャンプで開催されました
2021.2.8 ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
みなさん、こんにちは タイのミャンマー国境支援事業事務所に勤務しているウェーンです。 今日は、私が先月に参加したカレン族のお祭りについて紹介します。 2021年1月13日、メラ難民キャンプではカレン暦2760年を祝うお祭りが開かれました。 ...
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タイ・ミャンマー国境での約3年。感じた人のチカラ
2021.1.24 ミャンマー国境 ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ
こんにちは。ミャンマー国境支援事業事務所の山内です。 今回少しだけ自分の話をさせて頂くと、私は2018年からタイ・ミャンマー国境の難民キャンプ、そして帰還民受入れ村での活動に関わってきました。今年でタイ・ミャンマー国境との関わりは3年目を迎えた訳ですが、2020年から広がる新型コロナウィルスの影響...