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ファインダーをのぞいて「ネパールのどぶろく、チャン」

2020.7.20   ネパール

「ファインダーをのぞいて」は、シャンティが教育文化支援を行うアジア各地の様子を、フォトジャーナリスト川畑嘉文さんが写真でご紹介するコーナーです。

今回は「ネパールのどぶろく、チャン」がテーマです。

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チャンを注いでくれるお母さん。何よりもチャンが大切だそうです。

ネパールのどぶろく、チャン

目の前に置かれた水差しには乾いた泥のようなものが付着しています。中の液体は白濁してとても怪しい感じ。コップに注ぎ、恐る恐る口に入れてみると、口いっぱいに穀物の香りが広がりました。フルーティービールに近い味わいです。

岩だらけの悪路を四駆車で数時間揺られ、辿り着いたネパールの僻地。雄大なヒマラヤ山脈が迫る天空の村で、一軒の家庭を訪ねると地酒をご馳走してくれました。酒の名前はチャン(ネパール語ではジャール)。米や麦、トウモロコシなどを原材料とした醸造酒で、家庭で作られるどぶろくです。

ネパールでは食事代わりにチャンを飲む習慣があるそうですが、家のお母さんが昼間から豪快に飲み続けているのに驚きました。

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慎ましく生きるネパール山岳地域の夫婦。

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荘厳な山々が連なる天空の村。都市からのアクセスが悪く村人は貧しい生活を強いられています。

撮影者 川畑嘉文(フォトジャーナリスト)

千葉県出身。ペンシルベニア州立大学卒業。専攻は国際政治。ニューヨークの雑誌社勤務時代に9.11を経験し、記者職を捨て写真の道に進むことを決意。会社を退職しタリバン政権崩壊後のアフガニスタンを訪れ取材を行った。2005年フリーランスのフォトジャーナリストとなり、世界中の難民キャンプや貧困地域、自然災害の被災地で貧困や難民問題、自然災害などをテーマに取材。
第39回JPS(日本写真協会)展金賞、第17回上野彦馬賞「九州産業大学賞」、DAYS国際フォトジャーナリズム大賞2017「パブリックプライズ」等、受賞歴多数。著書に『フォトジャーナリストが見た世界』(新評論)。

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「ファインダーをのぞいて」

本記事は、シャンティが発行するニュースレター「シャンティVol.304(2020年春号)」に掲載した内容を元に再編集したものです。

・ファインダーをのぞいて「ミャンマー(ビルマ)難民キャンプでの邂逅」

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